処暑
Column 「二十四節気」
二十四節気は、二十四節気は太陽の動きをもとにしています。
天候や生き物の様子を表す名前がつけられ、その季節ごとの細かな自然風土を把握するためのものでした。
二十四節気を意識することで、食の感じ方が変わったり、暮らしがより丁寧なものになります。
Column 「二十四節気」では、hueandのフードクリエイターによる、節気のエレメントに沿った食の表現、スタイリングなどをご紹介します。
今回、クッキングを担当してくれたのはhueandでも活躍する、浜本彩香さん。
撮影はフォトグラファー塩谷智子が担当しました。
処暑
暑さが収まる頃という意味のこの節気は、涼風により朝夕が涼しくなり、めっきり秋めいてくる頃。ぶり返す残暑を越えて新しい季節が訪れると同時に、日本列島では、例年数多くの台風が襲来し豪雨や突風に見舞われる。
水キムチの冷製ゴマ粟麺
醗酵の日でご紹介した水キムチを使ったアレンジレシピをご紹介いたします。
(参考ページはこちら)
水キムチといえば、実はこの漬け汁が主役!と言ってもいいほど、漬け汁は大切な存在です。
野菜とフルーツの出汁と発酵のうまみがぎゅっとつまった漬け汁は、冷たいスープとしてそのまま飲んでもOK。韓国では二日酔いのときに飲むと聞いたこともあります。
今回は、そんな漬け汁を使った麺レシピをアレンジとしてご紹介します。発酵の独特のうま味に、練りごまのコクが加わって、さっぱりだけど満足感のあるレシピです。粟麺を使うのでグルテンフリーです。
【材料】(1人分)
・粟麺…100g
・水キムチの漬け汁…200ml
・水キムチの具材…適量
・白練りゴマ…大さじ2
・しょうゆ…小さじ1
・ブロッコリースプラウト…お好みで
・白ごま…適量
【作り方】
1.たっぷりの熱湯で粟麺を茹でる。冷水にとり、水気をよくきる。
2.練りゴマとしょうゆをよく混ぜ合わせる。水キムチの漬け汁を少しづつ注ぎよく混ぜ合わせる。粟麺をいれる。
3.皿に盛り、水キムチの具材をのせ、ブロッコリースプラウトを飾り、白ごまをふる。
<今回ご協力いただいたクリエイター>

フードコーディネーター。臨床心理士として医療機関での勤務を経て、食の大切さを実感し、フードコーディネーターに転身。
現在は、テレビ番組のフードコーナーでのメニュー提案や調理・スタイリング、レシピ本におけるレシピ考案・料理制作・スタイリング、カフェのメニュー開発、料理動画のレシピ考案・調理、料理教室講師、大手飲食店のメニュー撮影などさまざまな媒体で活動中